末廣稲荷神社 ― すえひろ いなりじんじゃ ―

祭神

倉稲魂神

例祭

3月 午の日

由緒

 平安時代初期の大同4年(809)9月7日に祀られた、下関最古の稲荷神社です。
 この稲荷神社があったことから、この辺りは稲荷町と呼ばれていました。



 古来より、商家や、この地にあった遊郭、芝居小屋 弁天座の崇敬があつく、赤間関の繁栄の守護神として信仰されてきました。

 往時は背後に稲荷山をひかえ、「末広さんの桜」と呼ばれる大きな桜並木が境内にあって、人々の憩いの場所ともなっていました。



 ですが、昭和20年(1945)の空襲により、社殿はもとより、稲荷町すべてが焼失し、往時の面影は失われてしまいました。
 その後 昭和28年
(1953)に社殿が再建されましたが、傷みが激しくなったため、昭和61年(1986)12月20日に新しく社殿が造営されました。

 今では普通の家の中に埋もれるように建っていますが、その家の周りに玉垣が残っている通り、昔はこの玉垣で囲まれた石垣の上 全てが境内でした。

 神社は奥まった所にあるので、ちょっとわかりにくいですが、通りに面したこの鳥居が目印です。

 この鳥居をはさんで、稲荷町裏町跡の石碑が建っています。

●所在 下関市赤間町5-3
●交通 JR下関駅からバスで「西之端」下車 徒歩5分

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